H22-1次隊
感染症対策(EPI)
バングラデシュ
【活動内容】
各接種所を巡回し、R-EPI(通常予防接種業務)において、Field workerへの助言・指導。
地域住民への啓発活動。
各種キャンペーンの協力と指導。
…と要請内容にありました。
これから、House to Houseの(家々をまわる)なかで、
啓発活動をスタートしたいなぁ、と
まだ漠然とですが、考えてます。
さてさて、R-EPIについて
さらりとお話します。
…いまさらですが…
というか、書いたか、忘れたので。
書いちゃいます。
【エリアの分かれ方】
大きく上からいくと…
県(ジェラ):新潟県
↓
郡(ウポジェラ):新潟市
↓
ユニオン:北山
↓
ワード:2
↓
サブブロック:6
(例:新潟県新潟市北山2-6)
というようになります。
バングラデシュで言えば…
コックスバザール県ショドール(ウポジェラ)
ジロンジャ 2ward 6
みたいなかんじですかね。
R-EPIは、1つのwardで月8回あります。
8回とも別々の場所で、Field worker(HA:Health Assistant)がまわります。
マイクロプランという本があり、
その本にいついつどこで接種所が開かれているかが、
載っています。
ただ住民には、
(理想は)直接、家を訪ねて知らせるか、
またはモスクのマイクでいつ接種所が開かれるかお知らせ
する必要があります。
下の旗が接種所の印
黄色いモニポタカ↓
最初は、こわいと思っていた赤ちゃんの絵ですが、
不思議なもので、
慣れるとかわいく思えてきます。
シシュカード(予防接種の記録用紙)
現在、これが全国的に不足しており、
紙で代用。
ただの紙だとなくしたりして、予防接種の受け忘れにも繋がるので、
早急に対応してもらえるように訴えてはいるが…
なかなかスムーズにいかず…
ちなみにシシュカードは、
黄色です。
この白いのは、地域のSir(偉い方)が自分のポケットマネーで
以前、作ったそうな。
接種所の様子
アイスパックの上にワクチンを置いてます。
ワクチンボックスは、(陽の当らない)下においておきます。
ただよくみてみると、
針そのままのシリンジが置いてあります。
これはダメですよ~!!
右の白い帽子をかぶっている人がHA
記録用紙にその日、接種した記録を記入しているとこ
シシュカードがなかったときの代用紙
こんな感じで、それぞれHAが工夫して書いてます。
机の上の様子
ちゃんとモノがあるか、
清潔に管理されているか、
不足しているものはないか、
針の管理、安全面はちゃんとできているか、
などをチェック!!
赤ちゃんにポリオを飲ませている様子
左上:What is Pneumonia?
肺炎で亡くなる子どもたちが多いので、
予防策、対処などをプラスαで伝えています。
絵で伝えやすくして、
読めない人たちも理解しやすいように。
こういったようなことも自分で家々まわったときに出来たらなぁ。
最近、思うのは…
HA以外にもFamily Planning(家族計画)のためのFWAがいるから、
この人たちの連携をもっとしっかり
図れたら…
お互いの仕事も効率よくなるし、
地域住民の人たちへのサービスも
提供しやすくなるのにな、
と考えた。
何かできることがないか、
模索中です。
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